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イタチ

ネコ目イタチ科イタチ属の哺乳類の総称を、イタチといいます。広い意味だけでなく、狭い意味でのイタチも存在します。ちなみに、ペットとして人気のあるフェレットもイタチ属なんですよ。ここでは、狭い意味でのイタチについて紹介していきましょう。一体どんな動物なのか伝えていきたいとおもいます。

体の特徴

もともとは、日本に生息しているニホンイタチを指します。全身黄褐色か赤褐色をしていて、体長はオスが約27〜37センチ、メスが約17〜25センチとオスに比べてメスは小さくなっています。シッポもありますが、約12〜16センチと、胴体よりもすいぶん短いものです。ところで、体重はどのくらいあるのでしょう?イタチだけでなく、フェレットを含めたイタチ属の動物は、ネコ目の中でも最小のグループに入ります。どの種も3キロ以上のものは、まれですね。からだ全体の特徴としては、細い胴体と太いシッポが挙げられるでしょう。本来はイタチを家畜化したフェレットも、もちろん同じ細長い体が特徴です。また、鼻先がとがっていて、丸くて小さな耳があり、かわいい顔をしています。

生態

平地から山地まで広範囲に生息し、民家の近くにも出没します。本州・四国・九州・壱岐・伊豆大島の山地帯の川沿いを中心にすみ、土に穴を掘って、そこに巣を作って暮らしています。北海道にはイタチは分布していませんでしたが、1880年代に本州から入ってきて定着したと言われています。基本的には夜行性なので夜、活発に動き回りますが、日中も普通に活動します。エサとしてカエルやネズミ、鳥類、昆虫などを食べます。さらに、川沿いにすんでいるため、ザリガニや小魚類も好んで食べる雑食性です。


また、単独で生活し、1年のうちのほとんどをオス・メス別々に過ごします。そんなイタチの繁殖時期は、冬の終わりから初夏にかけてで、30〜35日の妊娠期間のあと2〜10匹、平均すると4匹の子供を産みます。

イタチによるヒガイ

毛皮などに利用され、昔から私たち人間の役に立ってきた動物ですが、民家にもよくあらわれて、やっかいなことに家の屋根裏に住みついて、繁殖する場合もあります。そのため、糞尿などの汚れや断熱材を巣にしてしまったり、生ゴミを散らかすなどのヒガイが出ています。このほか、畜舎や養魚地、農作物のヒガイも多発していて、人々を困らせています。ここ数年は、特に大阪でいろんなヒガイが続出しているんだとか。そのほとんどは、外来種のチョウセンイタチがエサの多い都市部を狙って出没していると考えられています。そして、このような大都市に集中してあらわれるのには、もう一つ理由があります。それは…イタチが苦手とするワシやタカ、フクロウ、キツネなどの動物がいないから。イタチにとっては、好都合ってわけですね。一方で、これまた迷惑なヒガイを及ぼすネズミの駆除に役立つ動物としても知られ、そのイタチを駆除するには、捕獲場所の市町村長の許可が必要になります。勝手に駆除すると、法に反することになるので注意しましょう。

イタチに対するイメージ

同じ仲間の動物でも、フェレットとイタチでは少し違ったイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。比較的可愛らしいイメージの強いフェレットに対して、イタチは悪者のイメージがあります。このマイナスイメージは、上の項目で紹介したような悪さをすることのほかに、日本にある様々な言い伝えによるものもあるでしょう。イタチはタヌキやキツネのように化けると言われ、東北地方などに古くから伝わる「入道坊主」は、いたちが化けたものとされています。さらに、新潟のある地域では、昔からイタチの群れの騒音が6人で臼をつく音に似ていることから、人々は「鼬(いたち)の6人つき」と呼んでいて、家が栄えたり衰えたりする前兆と信じられています。

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